ファッションの素材と産地                      JAFIC日本アパレル産業協会総会懇親パーティにて

6月16日、渋谷ヒカリエにおいて、

一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)主催で定時社員総会が開催され、

併せて展示されたインスタレーションに、弊社のボディを御提供いたしました。

JAFICでは、日本の主要素材産地との協業が積極的に進められています。

ファッションの素材の産地、4地域が紹介されました。

石川(合繊の産地)

Dsc_9009

新潟(ニットの産地)

Dsc_9008

尾州(びしゅう と読みます。愛知県一宮市を中心とするウールの産地)

Dsc_9010_2

そして播州(兵庫県西脇市を中心とする綿織物の産地)

Dsc_9007

JAFIC PLATFORMに登録している約100名のクリエイターの中から選ばれたブランドが作品を作り、

ファッションショーが開催され、同時に作品が展示されました。

もうひとつのJAFICの試みとして、服飾系専門学校や大学以外の、一般大学生にもファッション産業を

認識してもらう狙いで、ファッション研究サークルの作品をボディに着せて発表しました。

Img_1855

(当社のボディ紹介ブースを設けて頂きました。)

11時、63台のボディを積んでヒカリエに到着すると、多くの学生さんが仕事を始めていました。

Img_1826_2

当社のスタッフも各業務の合間をぬって集合しました。

Img_1824

ボディの組み立てを手際よく手伝って頂き、それぞれのエリアにボディを配置、着々と準備が進みます。

ボディに着せられているのが、クリエイターさんたちの作品です。 

Img_1852

夕方5時からの懇親会には弊社社長もお招きいただきました。

それぞれの産地の展示作品を鑑賞しながら、特産品のお料理や美酒をいただいて

来場者の皆さんも満足されたようです。

皆さんお疲れ様でした。

小泉

関東ホルスセミナー 『ドレーピングで探るパンツのフォルム』

去る、2016年6月4日(土)千代田区神田和泉町のものづくり館byYKK

Horus(ホルス)主催のパターン技術セミナーが行われました。

今回のテーマは、『ドレーピングで探るパンツのフォルム』。

イトキン株式会社、日本モデリスト協会、弥生会、OPS研究会などで活躍

されている矢野弘子氏によるパンツボディを使ったのセミナーです。

06041

矢野さん御自身、パンツのパターンは、いままで平面製図で作っていたそうです。

ところが、海外のハイブランド製品を分解しながら研究を進めるうちに、

次第にドレーピングに傾倒していったのだそうです。

冒頭、巷にあふれる、残念なパンツ姿が紹介されました。

と、参加者の皆さんの眼が釘付けになりました。

“ なぜ、この皺が現われるのか? ”

“ ハイブランドのシルエットを再現するためにはどのようにパターンを作ればよいのか? ”

矢野さんが試行錯誤を重ねて得られた、パンツのパターメーキングのつぼが

ドレーピングで丁寧にひも解かれていきました。

今回のセミナーで使用されたボディは、モデリア・ヌードフォーム・ミリュ38・ファム・パンツです。

このボディのウエストサイズは61.5cmです。

矢野さんは、約68cmに補整を施してドレーピングを始めました。

補整の形は、写真で大体お分かりになっていただけるでしょうか。

矢野さんが注目したボディと人間の、大きな相違点その1は、脚の振りです。

06042_2

写真を見れば一目瞭然、ボディの脚は、垂直に近く下垂しています。

それに対してモデルさんの脚は、後方に振れています。

06043

もうひとつボディと人間の相違点として矢野さんが注目したのがお腹の形、

もともと、ボディのお腹の形は扁平にかっこ良く作ってあります。

けれども実際には、ボディに比べて人体は、

ヒップに対してのウエストの位置が側面から見て、前側に厚くあります。

さらに中高年になると、ウエストよりもお腹の厚みが高くなってきます。

そういう、お腹と太腿とヒップの関係性をどのように表現するか、

矢野さんの懇切丁寧なセミナーで、ひとつの解答が得られました。

矢野さんのドレーピングを見て、ヌードフォームが上手く使われているのが

とてもうれしく感じました。

ああ、こうやって、ゆとりを作るのか・・と、

とてもわかりやすくて、技術の伝授を惜しまない作業でした。

ゆとり量の空間でそのブランド毎の味を出すためにはジャストサイズよりも

ワンランク、サイズ小さめのボディが選ばれます。

それを御自分の目指す形に補整をしてさらに、ゆとり分の空間を作りながら

ブランドテイストをかもし出すパターンが作られるのです。

さて、

ものづくり館by YKKは、秋葉原駅から徒歩3分ほどの場所にあります。

昭和通に面したYKKビルの一角にあります。

http://monozukuri.ykkfastening.com/about/index.html#f4

ファスナーやボタンなどのメーカーであるYKKさんが提供するイベント及びコミュニティ施設です。

手芸や工作のワークショップ等ものづくり体験ができるスペースの1F、

ファスナーの仕組みや歴史が学べる2F展示スペース、

3Fはデザイナー・クリエイターの皆さんの情報交換の場としても使える

クリエイティブラウンジになっています。

今回のセミナーは4Fのセミナールームで行われました。

060404

現在、ボディ屋ワークショップ「基本のキ」は、しばらくお休みを頂いております。

各方面のパターンセミナーには、当社のボディをご活用頂いております。

この度は、ホルスさん主催のセミナーでボディを使っていただき、

パンツボディの使い方を参加者の皆様と共に勉強する機会を得ました。

ホルス主催のセミナーは、関東、名岐、関西と各地で開催されています。

ホルスのセミナー情報は、以下の

http://www.toray-acs.co.jp/horus/ で確認するか、

もしくは、下記、窓口へお問い合わせください。

 

【問合せ窓口 】 久保(東レ ACS 株式会社)

tadahiro_kubo@toray-acs.co.jp

tel : 03-6327-7013

 

 

名古屋学芸大学 メディア造形学部ファッション造形学科  第11回卒業制作発表会

1月23日、名古屋市栄「ナディアパーク」で、名古屋市学芸大学メディア造形学部ファッション造形学科

第11回卒業制作発表会が開催されました。

前夜から週末には大寒波が来るとのことで空模様を案じながら東京を発ちました。

ナディアパークに入ると、爽やかに笑顔で挨拶してくださる、黒いスーツの若者たちが

要所にスタンバイしています。 メディア造形学科の学生さんたちです。

エスカレーターを2つ上がるとランウェーが美しく設えられた会場に到着です。

気のせいかいつもの年よりもにぎわっているようで、ファンとしてはうれしい気持ちがしました 。

係の学生さんにお席まで案内していただきます。

ショーは、ドイツ国立プフォルツハイム大学学生作品を皮切りに、

Scene 1 Craft work

Img_4902

Nuas_0002_2

Nuas_0010

Nuas_0009_3

Scene 2 Document

Nuas_0024

Nuas_0025

Scene 3 Concept- work

Nuas_0028

Nuas_0029

Scene 4 Color Palette

Nuas_0041

Nuas_0046

Nuas_0051

Scene 5 Engineering

Nuas_0058

Nuas_0060

以上の5部構成で進められました。

掲載している写真以外にも素晴らしい作品が目白押しでしたが・・・・

ランウェーを歩く間に、作品を解読できないで、うかうかしているうちに、、

写真も取らない間に去って行ってしまった・・・とか、残念な写真が何枚もありました。

67名74点の作品が発表されました。すべての作品は、卒業論文とセットになっています。

ランウェーで発表された作品は、前期に論文を書き上げ、そのテーマからインスピレーションや、

コンセプトを得て11月までに制作しているそうです。

開学から14年目、卒業制作展も11回目を迎えて、全国のファッションコンテストに多くの上位入賞者が

輩出されています。

日本のファッションデザイン教育は、市場のグローバル化、人々のライフスタイルの多様化など

現在、変化に対応するためにいろいろな道を探っているとお聞きしています。

高校を卒業して、服飾系の専門学校に進む場合と、

こちらの大学のように、4年間の教育課程を設けている場合がありますが、

ファッションデザインを大学で専門的に学んで学士号が取得できる大学はまだまだ少ないようです。

ボディ屋は、裁断用ボディの商品の性格上、業界の中でも、アパレルのもの作りを支える人たちと

の交流やつながりが多くあります。

糸、生地、素材、加工、製法など、

メイドインジャパンの技術は世界的にも定評があるのはご存じの通りですが、

ファッションの商材として、完成品として国際市場に出して競争力のある商品にするには

デザイン力とプロデュースが欠かせないようです。

ファッションデザインは天賦の才能が無ければできないのかというと、そうではなく、

今、ご活躍されているデザイナーたちの仕事をよく見ると、

こちらの大学のファッションショーに至るまでの道のりと大差がないことがわかるのではないかと思います。

Scene 1~Scene 5までは、デザインワークで重要なポイントが示されています。

本職のデザイナーたちは、この5つのシーン全部をプロデュースして、一回で何十着もの作品を年間で

春夏と秋冬、その他に中小のコレクションを2~3回と毎年繰り返します。

タフな精神力が無いとコレクションの度に評価を受けてまた次に挑むことができないと言われています。

67名74作品の中にも、他のバリエーションも見てみたいなあと思わせる作品がいくつもありました。

この大学のファッションショーには不思議な魅力があります。

67名74作品全体で名古屋学芸大学メディア造形学科ブランドの魅力が醸し出されているようです。

これは、他の学校のファッションショーの作品群にはない、独特の雰囲気です

毎年見学させていただいていると、名古屋学芸大学メディア造形学科「風」の色とか味をかもし出す、

そのようなnuas ブランドの作品に今回も出会いました。

作品もさることながら、このファッションショーの全体プロデュースがとても素敵です。

感性が心地よく刺激されながらも、作品の良さがきちんと引き出されて、

初々しい一途さとひたむきさが音楽や照明とともに伝わってきます。

最後に卒業生の皆さんが必ず感謝の礼をします。

Nuas_orei

ボディ屋は、こちらこそ宜しくお願いします。と、未来のお客様に、心の中でお礼をお返ししています。

ファッション業界の扉をくぐり、春からは業界を歩き始めるみなさんに、心からエールを送ります。

毎年、年の初めの1月に、この卒業制作発表会を見学して、

ファッション業界に飛び込んでくる新人さんたちの心意気を感じながら、私たちも、さあ、頑張ろう!

という気持ちになります。さあ、また一年、よい製品をお届けできるよう、頑張ります。

小泉

稲荷田征先生「現代の名工」表彰 祝賀パーティー

1月21日、ホテルメトロポリタンエドモンド「クリスタルホール」において、

稲荷田征氏の「現代の名工」表彰祝賀会が、モデリスト協会の主催で行われました。

アパレル工業新聞の本多主幹の司会で、和やかにお祝いの会が進みました。

稲荷田先生は、御挨拶の際いつものように、「私は、今、蚊取り線香の気分なんです。」

と、お話をスタートされました。<蚊取り線香 → キンチョー・・・・?♪>

厚生労働省が表彰する、卓越した技能者は、19の部門にわたり、都道府県知事や、

全国的規模の事業を行う事業団体、もしくは連合、一般社団法人、

一般財団法人などの推薦を受けて、厚生労働大臣が選定します。

今回、稲荷田先生は第8部門、「衣服の職業」の分野から全日本婦人子供服工業組合連合会の

推薦を受け、卓越技能章を授与され、表彰されました。

001

200名を越す多数のお客様が稲荷田先生の表彰をお祝いするために全国各地から駆けつけ、

この冬一番の寒さが別世界のような熱気に包まれていました。

稲荷田先生は、現在、76歳、15歳からスタートした服作りの人生が、

会場のスライドショーで流されました。日本における、既製服のものづくりの現場の様子が、

稲荷田先生の仕事の歴史を通じて、熱く、伝わりました。

会場に、お貸しした2体のキイヤボデイには、新ものづくり研究会で研究されている

新しい接着技術を用いて先生御自身が製作された作品と、

有限会社林ケミカルさんの「イージー・クリスタルアプリケーター」で接着した

スワロフスキーエレメンツが飾り付けられたジャケットが陳列されていました。

Syukuga_party_02

業界では、最長老の稲荷田先生ですが、新しい技術やものづくりの考え方に、

いつも、自らチャレンジし、またみなさんに、チャレンジしようよ!チャレンジャーになろうよ!

とお声掛けし続け、まだまだ、第一線で実際にトライし続けていらっしゃいます。

モデリスト協会からは、お祝いの記念品に、柴山登光先生製作の「スーツのお仕立券」が

贈られました。

中締めの挨拶を岩手モリヤ株式会社の森奥社長がされて、三本締めで祝賀バーティは

無事終了しました。

帰り際、稲荷田先生と握手をし、御挨拶をするために多くの皆さんが列に並びました。

002

握手をしていただくと、やさしいお人柄がジ~ンと伝わって来ました。

「頑張ってね、キイヤさん♪」と先生に言われると、よし、頑張ろう!って気持ちになります。

先生の暖かい笑顔とお別れして、ホテルの外に出るとこの冬一番の冷え込みが身にしみました。

会場でお目にかかった、メイドインジャパンを支える皆さんのお顔を思い出しながら、

仕立の良い、日本製のコートを新調したい気分になりました。

小泉

可愛いお客様~小学生の工場(物流センター)見学~

この見学会が開催されるに至った発端は、小学校の生活科の先生からのご連絡でした。

課外授業の一環で【町の素敵を、伝え合おう】という授業があります。

普段から気になっている場所を見学させて頂き、それを皆で伝え合あう。と言う目的です。

今回その場所に選ばれたのが、当社の物流倉庫・海老名センターでした。

小学生が興味を持っていた様で、喜んで見学会を 受けさせて頂きました。

2015年12月17日、見学会当日です。

大人の工場見学は、年に何度か受け入れているので、工場のスタッフは慣れた模様で準備を

進めますが、今回は、小学生それも低学年ということで、準備に大わらわの様でした。

特に、独身のA工場長は、「そんな難しい言葉で説明しても、小学生には解らないよ」

工場内のスタッフに、冷やかされながらも、当日に向けて何度もリハーサルをした様です。

他のスタッフも、配布資料の制作、会場のセッティング等、通常の受け入れ時より、

気合を入れ、入念に準備をし、当日を迎えました。

Dsc04225_3 写真の左側にある『たい焼き の写真パネル』は、 型からボディを作る事の説明に、某S氏が用意しました。

小雨がパラつく中、来社時間が近づくと保護者でもないのに、歩いてくるのかな? 等、

心配になり、まだかな、まだかなと妙に気になりだした頃、先生の黄色い旗に先導され、

赤い帽子を被った可愛い見学者達が見えてきました。

倉庫前に整列し、お互い顔合わせをした後、

さあ、見学会のスタートです。 

Dsc04227_2

【倉庫1F・在庫棚を見学】

Pic3_2

【倉庫・2F:ボディの原型を見学】

Pic4_2

【倉庫・2F:3次元設備を見学】

Pic5_2

倉庫内の見学を終えて、

子供たちが疑問に思った事、気になった事に、スタッフがお答えしました。

Dsc04244_2

最後に、ボディに使われている発泡スチロールの減容機と設備の見学をしてもらいました。

「リサイクルの意味は宿題に・・」

Dsc04249_3

見学会は終了です。

小学生の受け取り方は、ストレートで感心しますね。

「見てみたい、聞いてみたい」

では面白かったある質問

Q ここには、どんな道具がありますか?

A >ここは、倉庫なので道具類はありませんが、色々な設備があります。

それに対して小学生のメモ ・・・ “ ない ”  の二文字。

この答え、いいですね。はっきりしていて、余計なことはせず、ストレートで。

Q 会社が出来て何年くらいですか?

A >会社が出来てから、もうすぐ、96年です。

それに対して小学生のメモ ・・・ “ もうすぐ、6年 ”  と。

あわてて、9が抜けているよと、耳元で教えてあげました。

以上で、見学は終わりになり、来た時と同じように、黄色い旗を先頭に、2列に並んで帰っていきました。

大変お疲れ様でした。   とても良い、工場見学でした。

濱田

全国高等学校ファッションデザイン選手権大会・2015

全国高等学校ファッションデザイン選手権大会-「ファッション甲子園」

毎年8月の終わりの最終審査会も無事終了して、

Img_0820

上位入賞校への賞品ボディの発送も無事完了しました。

キイヤでは、優勝校、準優勝校、第3位校、審査員特別賞に、それぞれ賞品のボディを送っています。

今朝は、ファッション甲子園実行委員会から、荻野さん(向かって右)と村谷さんが御来社されました。

Img_0819

年を越すと、春先には、優勝校を引率してパリへ行かれるそうです。

それが終わるとまた、全国の高校生からデザイン画の応募がはじまります。

来年はどんな才能に出会えるか、本当に楽しみですね。

毎年、りんごの季節になると、格別おいしい、赤と黄のりんごと共に御挨拶にいらっしゃいます。

もう、朝晩はストーブがはなせないですよ♪  と、北の便りと共に・・・・

夏のお礼とまた来年も引き続いてよろしくお願いします・・・ぬくもりのある東北の言葉が聞こえるころ、

東京もまた、秋が深まり、もうそこに、冬の足音が聞こえてきます。

どうぞ、お気をつけてお帰りください・・

                                                               小泉

第33回毎日ファッション大賞 表彰式

今に生きる、鯨岡阿美子。

毎日新聞創刊110周年を記念して1983年に創設された「毎日ファッション大賞が今年で33回目

になるそうだ。 1990年第8回から創設された鯨岡阿美子賞。

1983年に毎日ファッション大賞が創設されたときから5年間、

選考委員長であった鯨岡阿美子さんは、1988年、在職のまま急逝された。

鯨岡阿美子賞は、女史の名前と功績を後世に残すために創設された。

賞の対象者は、ファッション界のために長く功労のあった人でデザイナーを除く各分野の人。

25年が経って、生前の鯨岡阿美子さんを知る人も少なくなった。

さて、鯨岡阿美子さんとは、いかなる人物だったのかという疑問が社内社外から湧き起こった。

鯨岡さんの人となりがわからないと、鯨岡阿美子賞の価値が評価されない

そういうわけで鯨岡阿美子氏の人となりを調べているということだった。

調べていたら、「裁断用ボディ」という、巷の人には未知の製品が、

鯨岡さんの生涯を語るときにはどうやら重要なポイントだということがわかってきた。

それでアミコファッションズに出かけてお話をうかがった。

そうしたら、関さんと大野先生にボディの歴史はキイヤに行って聞いてごらんと、言われた。

そんな話を、晩夏の昼下がりに、汗を拭きながら来社された毎日新聞社、

企画推進本部プロジェクト開発室の中井さんからうかがった。

半世紀以上も昔からの鯨岡さんの業績の足跡を、一つずつ、一人ずつ、中井さんが、聞きまわって、

その成果が一冊の本になった。

Dsc02496

キイヤと、アミコファッションズ 鯨岡阿美子氏、大野順之助氏とのつながりが書き留められた。

Dsc02497

日本橋 室町コレド1の4階 日本橋三井ホールで行われた表彰式と記念パーティ

ファッション関係の人、というと業界の人という感じだが、それだけでなく、

川上から川下まで、日本のファッション産業の皆さんが集まっていらした。

今年度のファッション大賞は、sacaiの阿部千登勢さん。

特別賞は第一織物株式会社

話題賞はディオール

そして鯨岡阿美子賞は大丸隆平さん

新人賞・資生堂奨励賞をCRISTIAN DADAの森川マサノリさん

 

Dsc02486oo

ウエルカムドリンクサービスでいただいたスパークリングワインと、

来場者のどなたかの身に付けていらっしゃったよい香りの香水が会場にほのかに漂い、

業界の皆さんの華やかで楽しげな語らい。。。。

Dsc02492


毎日新聞社主催で文化活動の一環として開催されている「毎日ファッション大賞」

大丸隆平さんの受賞によって、ファッションデザインを支えている一翼、

パターン製作にスポットライトがあてられた。

Dsc02473oo_4

Dsc02480

第一織物株式会社は、高密度織物に特化して産業資材用のテキスタイルメーカーから

スポーツ用テキスタイル、そしてファッションテキスタイルメーカーとして飛躍された。

もの作り研究と開発一途に努力されて今日にいたったことが評価されての受賞である。

BFGU(文化ファッション大学院大学)の稲荷田先生や、

鎌倉シャツの貞末社長さんも応援に駆け付けていらっしゃった。

Dsc02494

日本橋に夜のとばりがおりて、デパートがライトアップされた。

Dsc02495

鯨岡阿美子さんが夜空のずっと上から、見ているような、そんな気持ちになった。

キイヤとまた仲良くしてくださるかな・・・

小泉

杉野学園創立90周年式典に出席して

00111_5

11月2日(月)、あいにくの雨模様の中、杉野学園創立90周年記念式典に出席してきました。

杉野学園の歴史は、ドレスメーカー女学院の大正15年から90年、

杉野服飾大学の昭和39年からの52年、

同短期大学の昭和25年からの66年の歴史があります。

月並みの言い方を許されるなら、 杉野学園の歴史は日本の洋服、ファッションの歴史と共に、

女性の社会進出への歴史、そのものでしょう。

その長い歴史の中、今回は【この10年】というテーマを掲げ式典が開催されました。

(杉野学園様の歴史は、こちらからご覧いただけます。)

1_7

中村理事長の式辞が大変に印象に残っております。

"この10年間は、高度成長時代を経た後の停滞期をむかえ、 

服飾学校の規模も縮小した時代でもあった。

全国の和洋裁の服飾学校の生徒数も昭和51年で約85000人であったのが、

平成24年には12000人に減りこの10年間で約10000人減少している。

少子化の社会的背景もあるが、それだけでは説明しきれない生徒数の減少である。

これは、アパレル産業の変化と関連した構造的な現象であろう。

その構造的危機を踏まえたうえで、杉野学園が果たすべき使命は、

ファッションの世界に興味、関心を抱いて、その世界を目指す若い人たちにこたえ

掘り起こし未来へ人材をつなげていく事。

それは、新しい服飾の価値の創造に向かって挑戦する人材を掘り起こし

服飾の世界における専門的な職業人を育成する事にある。"

と力強く述べておられました。

私共も、微力ながら杉野学園様ボディの製作に携わらせて頂き、ファッション業界の柱の1つに、

陰から支えてきた自負と共に、学園と業界に育てて頂いた事に深く感謝しております。

中村理事長と同じような視点で、今後も業界のためにボディ屋として何が出来るかを、

考えなくてはならないと感じた次第です。

式典の後は、歴史を築いた伝説のお歴々がいらっしゃる中、祝賀会があり、

美味しいお食事を頂き、帰るときには雨は上がっていました。

明日からも頑張りましょう。

浜田

第9回江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2015

東京国際フォーラムにて、今回で9回目を迎える「 江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2015 

に出展しました。 

テーマは、~東京創造力 踏み出そう!中小企業がきずく明日(みらい)~です。

10月2日(金)10:00-17:00の1日だけの開催でしたが、多くの方々が来場されました。

この展示会の目的は、東京を中心に技術力に自信のある中小企業が、約300社終結し、

その技術をPRし、経営支援とビジネスマッチングをする展示会です。

その業種は、伝統工芸をはじめ、各種サービス業、IT・情報、住宅・建設、金属・機械、医療・福祉、飲食、

先端技術、環境・エネルギーなど様々な業種からの出展がありました。

そんな中、弊社は昨年導入した3Dスキャナーとボディの原型等を展示し、

【3次元データーを活用した、新しいボディの製作技法】をテーマとしてお客様をお迎えしました。

弊社のユーザーである、アパレル、ファッションビジネス関係のお客様があまり期待できないかと

少しネガティブな気持ちでおりましたが、一般入場者を含め、意外や意外、興味を持っていただく方が

多数いらっしゃり、少しでも解りやすく丁寧な説明をしなくてはと、心がけました。

 中には、

”私の体型のボディを作ってほしい”と、本気なの?思わず聞き返してしまった年配のご婦人。

“身近にみるとボディってこんなに丁寧に作ってあるのね”と嬉しいお言葉をかけてくれたご婦人。

普段とは違う色々な人と会え、非常に楽しく終えることが出来ました。

また、同じエリア内での他のブースの方と、来場していただいた方へお礼も。

有難うございました。

濱田

日本モデリスト協会 夏期パターンメーキングセミナー

パターンの形は、どう違う? 『襟のパターンのツッコミどころ』

Img_0390

Img_0389

8月29日(土)の午後から行われた、モデリスト協会のセミナーに、

アミコファッションズの新作裁断用ボディ「ドレスフォーム ミス10トール」をお貸し出ししました。

土曜日の渋谷は、昼近くにもなって、二人連れ、家族連れでいっぱいです。

渋谷の街を見下ろすように建つ、文化ファッションインキュベーションの10階では、

土曜の午前中から、モデリスト協会のレジェンドの面々が集まって、

会場の準備に忙しそうにしていらっしゃいました。

さて、本日のテーマは、「台襟付きシャツカラー」 イトキン㈱ 菊地正哲先生のセミナーです。

定員50名のセミナーが講師の先生とテーマで100人以上の応募になったということでした。

-----------------------------------------------------

ここからはキイヤ社長ブログ記事になります。

8/29、雨模様、土曜日の開催になりました。

そんな天気にもかかわらず、募集定員をはるかに超える

100名を上回る方が聴講に見えていました。

 

テーマは【襟のパターンの形はどう違う?】。

この事を台襟付きシャツカラーを例に取り上げ、その構造について

菊池講師がユーモアを、交えながらの講義を行った。

申込書に書かれてあった、"小難しい数値理論は一切ない"、

そのように楽しく、興味深く聴講できました。

 

講義の冒頭、テーマとは違うボディの首傾斜の話題から始まった時は少々、ドキドキものでしたが、

ボディの結果としての形が服作りにどのような影響を与え、服が出来上がっていくことが述べられ、

ユーザー側からの首傾斜に対する考えを聞くことが出来、大変に勉強になりました。